はじめによんでください

地域社会

Regional Societies

解説:垂水源之介

地域社会の定義を グーグルのAIに聞いてみると次のように答える:「地域社会とは、一定の地域に居住 し、共属感情を持つ人々の集団、または生活を営む場所とその場所を管理・維持する組織や制度のことを指」すと。
DeepLに翻訳させると、 Regional Societies ではなくて、Local society と翻訳して次のように出る:"A local community is a group of people who live in a certain area and share a sense of belonging, or a place where people live and the organizations and systems that manage and maintain that place." (https://www.deepl.com/ja/translator)

そうすると、コミュニティ(共同体)とあまり変わらなくなるようになる。じっさ いに、「」の項目で、私はこう書いた;「今日ではコミュニティ概念は、地域的なつながりの集団(=これを地域コミュニティ=local community あるいは地域社会と呼ぶ)と、 構成員の属性や帰属意識からなりたつコミュニティ (=これをテーマ・コミュニティ= Thematic communityと 呼ぼう)に大きく大別できるだろう。後者の集団が現代社会(近代社会)において重要になっているのは、言うまでもなく情報 通信手段の発達によるものである。」(→「
コミュニティ(共同体)」)



地域住民のための地域社会論」より

地域社会論のシラバス作成の留意点(再 掲)

●キーワード

SDGs, 持続可能性、少子高齢化コミュニティビジネス、「まちおこし、むらおこし、地域おこし」、「コロナとビジネスイノベーション」「身体感覚の観光学」「エコ ロジーと観光」「コミュニティに根拠をもつ研究」「子ども食堂 X 大阪大学」"Kodomo Shokudō, Wide range projects to provide free or inexpensive meals to impoverished Children and their Parents." 「消費社会」「余暇社会とエコツーリズ ム」「演出された本物性について」「多文化共生社会」「トランスマイグレーションの倫理学」『学習する社会を創造する

●スピルオーバー効果 (spillover effect)

ス ピルオーバー(スピルオーヴァー)効果とは、漏出 効果、拡散効果などともいわれる。公共サービスから得られるベネフィット(便益)が、それを給付した公共体(国や自治体やその住民)の領域——行政区域 (市町村境、県境、州境、国境など)——を越えて拡散し、費用を負担していない周辺の公共体にもベネフィット(便益)を享受できる現象。公園や公共施設を その地域以外の住民が利用したり、上流の河川の水質規制や下水処理のレベルの高さが、下流域の住民にも便益をえることがあるが、これはスピルオーバー効果 と言える。

"In economics, spillover effects are economic events in one context that occur because of something else in a seemingly unrelated context. For example, externalities of economic activity are non-monetary effects upon non-participants. Odors from a rendering plant are negative spillover effects upon its neighbors; the beauty of a homeowner's flower garden is a positive spillover effect upon neighbors." - spillover effect (Wiki)

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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

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